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パッティング論争

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2012-12-20
 
2012年のPGAシーズン後の最大の話題はパッテインブでのアンカリング、
すなわちグリップエンドを身体に接触させ固定してからストロークを行う方法を非合法化することの可否である。
当初このパッテイングフォームはシニアツアーで多く見られたが若手のトッププレイヤーたちが
中、長尺パターを使用し始め、ケリガン ブラッドリーが2011年のPGA選手権を制し、2012年にババ ワトソンがマスターズ、ウエブ シンプソンが全米オープンを獲るにいたってこの非正統派のパッテイングフォームが俄然問題視されるにいたったのである。
この論議はすでに多くのメデイアで語られているからまったく違う角度からパッテイングについて考察したい。
スルー ザ グリーンでのスイングとグリーンでのパッテイングというまったく異質のアクシヨンで構成されるこの特異なスポーツに関して以前からグリーン上での比重(パッテイング)が大きすぎるのではないかという疑義や異論があったことはあまり知られていない。
事実米国のゴルフダイジェスト社は昨年2インチ直径を大きくしたカップでのテストプレイを行い、参加したアベレージのゴルファーからよりゴルフが楽しいものになったとの感想を得ている。
この実験の目的はゴルフ人口の減少が顕著な米国において、そのひとつの原因がゴルフが難しくなりすぎ、新規加入者にとってとっつきにくいという懸念からのテストであったと思われる。
ベン ホーガン全盛時代に彼は半分冗談、半分本気?でグリーンのカップ周りはじょうご型にするべきではといったことがある。よく知られている如く彼のウイークポイントはパッテイングにあったが、彼とスニードが闘ったシエル ワールドゴルフの映像を改めて見るとグリーンは芽が強く二人ともショートパットを芽に負けないように強く打っていることがわかる。 そういえばスニードもパットイップスからサドルスタイルを考案、それが違法とされると今度はサイドサドルを編み出したことは有名である。
ボールを思ったところに飛ばす当代の名手であったこの二人もグリーンでのパッテイングに関しては最後まで悩まされていた様である。
ビリー キャスパーがその絶妙なパッテイングでいくつかのメージャーを制したときホーガンはキャスパーのパッテイングがもし普通なら彼はコースでプレイする代わりにホットドッグを売っていたに違いないと言い放ったことがある。
 
さてアンカリング パットの話に戻るともしこの中、長尺パターとアンカリング手法が1940年代、50年代に存在していれば少なくともベン ホーガン、サム スニードは喜んでこのフォームに転向し、且つ熱心にこのスタイルを擁護したに違いないと推察するものである。