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不可欠となった専門コーチ

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2015-9-25

先週女子プロゴルフのライダーカップに相当する米国チーム対欧州チームの対抗戦が行われ最終日の個人戦で米国が奇跡的逆転によって3連敗を免れた。

二日目のフォアーボールでOKを出さないのに米国選手がボールをピックアップしたと欧州代表ペダーセン選手がクレームをつける事件があったがそれが米国選手の敵愾心に火をつけたのか最終日の個人戦では一人を除いて全員が勝つかドローとしてヨーロッパを圧倒し二日目までの劣勢から0.5ポイントの僅差で米国に勝利をもたらした。

これは伝統の対抗戦であるが女子プロツアーの現状を見ると実力的には韓国対全世界でも韓国あるいは韓国系のチームが優位ではないかと推定できる。一応国籍はニュージーランドのリデイア コーをはじめとしてインビー、キム ヒョージュ、リュー、イボミ、ナヨン等の顔ぶれを見ると現在行われて毎年韓国の圧勝に終わる日韓対抗にかわり世界対韓国対抗戦を実現すれば注目をあつめることと思われる。

韓国選手がなぜ強いかの論議があるがやはり練習量と優れたコーチによるものと考えられる。今から25年ほど前,ブッチ ハーモンが来日した際日本の若い女子プロたちとのレッスン会の通訳をしたことがある。

彼女らのスイングを見て彼は独り言でまだプロというレベルではないとつぶやいたが最後に彼女らに一日のうちショートゲームを何時間練習するかと質問した。彼女らは口々に2時間、3時間と答えたが彼はプロとして生きてゆくためには少なくとも6時間、願わくば8時間ショートゲームの練習を毎日続けるべきだと忠告した。彼によればグレッグ ノーマンでも一日6時間以上ショートゲームの練習に費やすとのこと。

韓国ではプロとなるための不可欠なステップであるナショナルチームへの選抜、または選抜チーム内での競争のための練習量および優れた選任コーチの厳しい指導が彼女らの強さの裏付けになっているものと思われる。

以前ボブ トスキにあったとき彼はその前年全米オープンをとったバーデイ キムが彼への感謝の印としてトロフィーを送ってきたといったが彼女が最高の指導を受けるため高級リゾート地のボカラトンに逗留しトスキのレッスンを受けるための投資額を推定し驚いた記憶がある。

ただゴルフのみならず、テニスでも水泳でもアスリートが世界的なレベルで競合するためには専門的なコーチによる指導とチェックは不可欠となっており、その点ウッド、アイアンに高いレベルの技術を持ちながらパッテイングにおいて明らかに他のトップレベルの選手に遅れをとる松山はそのウイークポイントを解消しうる有能なコーチを持つことがワールドランクのトッププレイヤーに仲間入りするための必須条件と思われる。