Blossom Co., Ltd.

Japanese
You are here: Home 会長ブログ ワールドランキングと日本選手

ワールドランキングと日本選手

印刷

2016-11-7

本年11月時点で松山選手がワールドランキング6位に、錦織選手が4位を占めた。ともに今までの最高順位である。
このワールドランキングシステムは1966年にIMGの総帥であるマーク マコーマックによって考案されたが現在に至る過程でもろもろの変更がなされてきている。(当初はソニーランキングと呼ばれた)

註(テニスのワールドランキングもまたIMG のマコーマック氏により設定された。)

当初は日本のPGAツアーの繁栄もあって日本での優勝、賞金がワールドランクのポイントに大きく加算されたため日本選手が上位を占める機会が多くなった。
たとえば1987年には中島常幸が4位、1997年には尾崎将司が5位となったが彼らの得点は主に国内の試合によるものであったため欧米ツアーから抗議が出て現在は日本国内の試合のポイントは大幅に下げられている。
(事実中島、尾崎両選手は欧米での優勝は皆無である。)

この意味で松山、錦織は最初から世界のトップレベルでの試合に臨みワールドランキング上位まで到達したことは快挙といえる。
米国のあるジャーナリストは20代前半のプロゴルファーたちがすでに億万長者となりいまや金より名誉を追及しているとのべている。
彼が名を挙げたのは上海でHSBC世界選手権を制した松山や2歳若いジョーダン スピース、そしてWGCの1週間前のマレーシアのCIMB クラシックでぶっちぎりの優勝を果たしたスピースの親友、ジャステイン トーマス、これら25歳までの才能と実力に恵まれた選手たち、そして25歳前後のロリー マキロイ、リッキー ファウラー、 パトリック リードたちがすでに巨額の賞金と商品契約金を手にしてPGAツアーカード維持のためにあがいてる他のプレイヤーたちとは数段格上のレベルにおいてひたすらメイジャータイトルを目指しているといっている。(ちなみに松山,トーマスのPGA参加以来の合算賞金総額は27億円以上)

プロアスリートにとってもちろん金銭収入は重要であるが、ガラパゴス的な国内での勝利に満足せずより高いレベルでの世界の舞台での戦いに参加したいと願うプレイヤーが今後増えることが、ゴルフやテニスの隆盛につながりことは松山選手や錦織選手の例を見ても明らかである。
そのことは人気不振の日本の男子ツアーでも先日松山とアダムスコットが出場したことにより入場者数が数倍増えた事実により証明されている。

現在女子選手も数名が米国ツアーに参加し苦戦しているが彼女らの実力をもってすれば日本でプレイすればはるかに多くの賞金を稼げるはずでありその意味で彼女らの意欲は尊敬に値する。
一方、若い体力のある選手たちが日本ツアーで韓国選手たちの支配下で甘んじて満足しているようでは女子ツアーの将来も男子ツアーの二の舞になる恐れ大であろう。

トッププレイヤーたちの世界一を目指す競争は熾烈であり現在、ゴルフ界で日本人ただ一人、24歳の松山英樹、テニス界で日本人ただ一人健闘する26歳の錦織圭両選手がさらに実力を高めメイジャーに勝利し次の世代に道を開いてくれること願う次第である。

Golf World Ranking―Nov. 2016

1. Jason Day
2. Rory Mcllroy
3. Dustin Johnson
4. Henrik Stenson
5. Jordan Spieth
6. Hideki Matsuyama
7. Adam Scott
8. Patrick Reed
9. Baba Watson
10. Danny Wilette