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習近平の知られざるチャレンジ

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2017-4-6

いつものゴルフの話題を離れて今回はサッカーについて。

横行する汚職や飽くなき権力闘争が中国文化の一端であると同時に日本人の持ちえない文化として、忍耐強く長期的に戦略構想の実現を図る能力を持つことは、シルクロードの一路帯水の構想や太平洋における人工要塞島のネットワークの構築などの動向を見ても明らかである。

スポーツにおいても今や絶対権力を有する習近平が長期構想として中国のステイタスを効果的に高めるべく着目したのがサッカーの世界制覇である。
他のチームスポーツ、野球、ラグビー、バレー、バスケットなどと比較してサッカーのファンは20億以上と言われている。

中国はオリンピックの金メダルの数は米国に次いで2位まで上がってきたが、米国を抜くことは至難の業であり彼の考えではサッカーこそ中国が世界に冠たるスポーツ大国とみなされる与件でありこのスポーツの強化を国策としたようである。
具体的な目標としては2026年のワールドカップの主催国となり同時に優勝を目指す。
なお2022年の主催国となったカタールの指名獲得の際の不正行為が発覚すれば、代わって2022年のホストとしても名乗りを上げる。
サッカーファンの彼としては初めて出場権を得た日本、韓国共催の2002年のワールドカップにおいて一勝もせず敗退したことがトラウマとなっているのかもしれない。
具体的な強化案として、まず小学校に付随する特別サッカースクールを20,000校設立し、さらに数年のうちに50.000校まで増やす。
加えて才能ある12歳以下の少年を鍛えるために設立した広州のエバーグランデ フットボールスクールでは1200人の生徒に対して招聘した24人のスペイン人のコーチが特訓している。
なお中国でもすでにプロサッカーリーグは存在しているが習主席は横行する八百長および悪徳レフリーの摘発、投獄を命じ、サッカー界の体質の改善をも図っている。

これらの対策のすべてが莫大な資金とともに政府主導で行われている現況を見れば彼の意図する如く10年以内に中国サッカーも世界最強国となる可能性は非常に高いものと思われる。